スタッフダイアリー

MCレンズとは?

2015年8月26日

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こんにちは。眼育サポーターの太田です。

この頃のご相談でご質問いただくことが増えてきたのが、「MCレンズ」についてです。
お子さんが近視という方は、もしかすると眼科で勧められたことがあるかもしれませんね。

先日お受けしたご相談は、小学1年生、裸眼視力が0.2のお子さまのケースです。
「眼科でMCレンズを作るように言われました。来週の受診までに、作るか作らないか決めなければならないんです。MCレンズにすれば近視が進みにくいと言われたのですが、本当にそうなんでしょうか?」とお悩みでした。

MCレンズは、学童期の児童が、メガネを使用することからくる近視の進行の度合いを減らすために設計されたレンズです。
仕組みとしては、元々近視だった人が老眼になったときに使用する、遠近両用レンズと似ています。
遠くを見る時はレンズ上部、近くを見る時はレンズ下部を使います。
レンズ下部の度数を、上部に比べ弱めることで、近業を行う際の、目への負担を軽減します。

メガネを利用されている方の中に、実際にメガネをかけ始めてから度がすすんだと感じる方が大勢いらっしゃいます。
ご両親も近視で、そういった経験をお持ちの場合は特に、「MCレンズにすれば近視が進みにくい」と言われると、心惹かれるものがありますよね。

そもそも、なぜメガネをかけ始めると、なぜ度が進んでしまうのか・・・?
メガネをかけて本を読むと、どういう状態になるのでしょう。
メガネをかけていたら、実際に本を30センチ離して読んでいるつもりが・・・。
   ↓
20センチ、15センチ、メガネの度によっては10センチ未満の距離で見ているのと同じ状況で、目を使っている事になります。
つまり、顔をものすごくくっつけて本を読んでいることになるのです。
そうすると、気づかぬ間に近視の度が進んでしまい、ますますメガネを手放す事が出来なくなり、またさらに度の強いメガネに作りかえることになります。

MCレンズにすると、近くを見る時はレンズの度数の弱い箇所を使って見ますので、通常の遠用メガネを使う場合と比べると、手元作業時の目へ負担の軽減にはつながります。

しかし、メガネを作った方がいいかな?と検討し始める視力のお子さまの場合、「黒板は見えにくいけれど、本を読むときなどの近くは裸眼で見える」という方が多いのではないでしょうか?
近視の初期段階におけるメガネの使い方は、裸眼では見えない遠くの距離を見るときに使い、裸眼で見える近くの距離を見る時は、なるべく使わないようにする事が望ましいといえます。

もし、メガネのかけ外しの使い分けが難しい場合には、MCメガネを検討します。

メガネの度数の注意などは、目の用語辞典MCレンズをご参照ください。

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