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第16回眼 テレビは離れればいいってもんじゃない!
『視力回復の真実!★知っておきたい近視のウソ・ホント』
早めに対策すれば、近視もこわくない!

- テレビからどれくらい離れていますか?
- ここで疑問が…
- 眼を細めるとナゼいけないの?
- 眼の使い方の悪循環
- 条件付きの話
- では、どうすればいいの?
- まとめ
「えっ、いけなかったんですか?」
皆さんは、テレビから離れれば離れるほどいいと思っていませんでしたか?
今回は、この誤解の真相に迫ってみたいと思います。
1.テレビからどれくらい離れていますか?
近視お悩み相談には、連日たくさんの相談が寄せられます。
相談の中で、普段の生活の様子をよくお聞きしますが、
そのやりとりの中で、ある共通点があることに気がつきました。
以下、再現します。
私:「普段、お子さんは眼を細める事はありますか?」
お母さん:『最近、眼を細めるようになりました』
私:「どんな時に眼を細めますか?」
お母さん:『テレビを見るときに、ときどき細めています。』
私:「そうですか。ちなみに、どれくらいテレビから離れていますか?」
お母さん:『テレビは3メートルは離れて見させています。』
ここで気づくのが
『テレビは離して見せています!』と自信を持っておっしゃられている点です。
2.ここで疑問が…
あれ、テレビは遠くから見せた方がいいんじゃないの???
こんな風に思われた方も多いと思います。
- 眼を細めるクセが出ようが、出来るだけ遠くから見る。
- 眼を細めなくて済む範囲まで近づいて見る。
一体どちらがいいんでしょうか?
眼育(めいく)総研では、
『眼を細めなくて済む範囲まで近づいて見る。』
ことをお勧めしています。
3.目を細めるとナゼいけないの?
眼を細めるという事はカメラの構造でいうと、レンズを『絞る』ことに相当します。
カメラは、撮りたい物とその後ろの背景まで写り込ませたい場合、レンズを『絞り』ます。
逆に、撮りたい物にだけピントを合わせ、背景をぼかしたい場合は、
『絞り』を開きます。
眼を細めると、なぜ少し遠くの物が見えるようになるかというと、
レンズを『絞る』ことにより、ピントの合う範囲を遠くに拡げているのです。
では、ナゼそれがいけないのでしょうか?
眼の本来のメカニズムは、
近くを見る時は、筋肉を収縮させ調節をします。
遠くを見る時は、筋肉を緩ませリラックスした状態になります。
眼を細めるということは、眼の周りに力が入ることになります。
【遠くを見る時にも力を入れる】
それは、本来の眼の使い方とは、まったく逆の使い方です。
眼を細める事で確かにピントは合いやすくなります。
ですが、遠くを見る時に力が入ることがクセになりやすいのです。
4.眼の使い方の悪循環
そうすると…
『近視が進行してきた』
↓
『慌ててテレビを離れて見せる』
↓
『よく見えない』
↓
『眼を細めて見ようとする』(多少ピントの合う距離がのびる)
↓
『眼を細めることがクセになる』
↓
『本来の眼の使い方がますますできなくなる』
↓
『さらに近視が進行しやすくなる』
という悪循環が起こりやすくなります。
「眼の筋肉をリラックスさせることで、遠くが見える。」
という本来持っている感覚を失ってしまいやすいのです。
5.条件付きの話
多くの方が、テレビは離れて見せたほうが眼に良いとお思いだと思います。
しかし、それにはある条件があります。
それは、視力低下が始まる前の、視力が良い方の場合です。
視力の良い方であれば、遠くを見るときの眼の使い方が良いため、
『距離を取る』ことで、近視を予防する事が出来ます。
ですが、近視が進行している方には、必ずしも当てはまらないのです。
6.では、どうすればいいの?
では、どうすれば良いのでしょうか? それは、無理を止めることです。
テレビからの距離は、
『お子様が“リラックス”して、ピントの合わせられる範囲内』である必要があります。
リラックスしてピントの合わせられる所って???
という方は、以下のような実験をしてみてください。
- 壁に紙を貼り、その紙に書かれた文字がふつうに読める位置に立ちます。
- その位置から、少しずつ後ろへ下がっていきます。
- ピントが合わなくなり始める距離を測ります。
感覚の鋭い方は、初めのうちはピントを合わせようと動いていた眼の筋肉が、
ある距離を境に動かなくなるのが分かると思います。
この時、ピントが合わせられるギリギリの距離が、
眼の負担を軽くできる距離であり、各々にあった「遠く」なのです。
また、各々にあった「遠く」を『最大明視距離(めいしきょり)』といいます。
最大明視距離(めいしきょり)を詳しく知りたい方は、
⇒「第9回眼 凝視をやめて眺視をしよう!」
また、同時にテレビは長時間見続けない方が良いことは、言うまでもありません。
ハーフタイムで近視の進行を防ぎましょう。
ハーフタイムを詳しく知りたい方は、
⇒「第3回眼 秘伝!今日からできる、眼のリフレッシュ法♪」
7.まとめ
テレビは、むやみに離せば良いというものではありません。
リラックスして見える範囲の中で、一番遠い距離で見せてあげましょう。
眼を細めているのは、危険のサイン! 近視がかなり進行しているかも?
早めのご相談を!
眼育(めいく)総研では、様々な近視のお悩みの相談を無料で受け付けております。
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