毎年この時期になると、眼育総研に寄せられる相談数は、グーンと増えてきます。
学校での検眼や眼科での診断の結果を受けて、“近視宣告”に悩むご両親の方が、
一段と増えるからです。
1.まさか?うちの子が・・
初めて近視を告げられた時、『まさか?どうしよう!』とあわてふためく状態は、
まさに“寝耳に水”。
それはこの世の終わりのように、頭に大きく重くのしかかるイメージだったりしますよね。
- “まずどうしたらいい?”
- “ほんとにメガネ? 信じられない。”
- “目薬なんかで近視が治るの?”
- “「様子をみましょう」ってどうしたらいいの?”
などなど、悩みはつきません。
宣告のショックから過剰に親の責任と捉え、今までのしつけに後悔をしたり、
さらには、罪悪感まで感じてしまうことも・・
2. なぜ、罪悪感がうまれるの?
- このまま近視が進んで、見えなくなったらどうしよう
- 一応気にはしていたのに、対応の仕方が全然間違っていたんだろうか?
- 親として失格なんじゃないだろうか?
- 「まだ小さいのにメガネなんて」と、周囲からかわいそうに見られることがイヤ
- 男の子なのに、メガネで積極性が失われちゃうんじゃないだろうか?
- 女の子なので、容姿で損をするんじゃないだろうか?
近視は、遠くの物にピントが合わせられなくなる症状のことをいうのであって、
眼が見えなくなるわけではありません。
また「近視=即メガネ」という発想も間違った思い込みにすぎません。
つまりは、近視に対する知識不足によって、突然パニックとなり、
不安となって罪悪感がうまれてしまうケースがあります。
“視力回復”に向けては、まず罪悪感を捨てることからはじめましょう。
重い気分を背負っていたままでは、良い効果は期待できません。
3. 近視とは、“△△的”に付き合う
罪悪感を捨てる簡単な方法とは・・
それは、
近視に対する一方的に悪いイメージをなくすこと
⇒近視を今までと違った角度からとらえること
例えば・・
- 近視は近距離がよく見え、また疲れにくいので細かい作業に向いている
- こどもの生活習慣病と言われるが、近視は根本的に病気ではない
- 人間の身体は、生存に不利な条件を自ら作り出すことはない。
- 近視は、環境への一種の適応反応という側面を持っている。
- 生活環境を原因とする近視は、初期であればトレーニングによって進行を
食い止めたり、視力を向上させることができる
近視に対しての取り組みにおいて、努力は必要ですが、
気持ちの上では楽観的につきあうことが大切です。
また、悪いイメージを克服できれば、今までとは違った気持ちで、
視力回復にとりかかることもできますよね。
4.まとめ
近視とは、病気ではなく、一種の“環境適応”反応という側面を持っています。
世の中、パソコンや携帯型ゲームなど、近距離で使うツールは増える一方です。
このような時代の流れの中、近視が生きていく上で有利となってしまっている
場面が増えつつあることを見逃すことはできません。
つまり、近視の実態を正しく知り、うまくつきあうことが、
昔よりもはるかに重要となってきています。
近視の間違った情報を選別したり、自分に合った情報を入手する努力は忘れずに。
眼科だけに頼った偏った知識ではなく、時代の流れを加味した生命現象として
近視を幅広く捉え、ご自分やお子さんの意志を大切にして、
対策を見つけていきましょう。
また、近視は気質とも深い関係があります。
気質が集中型か散漫型かにより、近視の進み方や回復力も変わってきます。
方法を気にするだけではなく、子どもの気質を考え併せることも大切です。
眼育(めいく)総研では、様々な
近視のお悩みの相談を無料で受け付けております。
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5.編集後記
自宅の近くを散歩していると、こいのぼりを見かけるようになりました。
ゆうゆうと泳いでいるこいのぼりを見ると、真鯉や緋鯉と一緒に子どもの鯉が、
あまりにも一生懸命風に向かっているような気がします。
どの家の子どもも、親の姿を見ながら日々成長しているし、
それを一緒に見守るのが家族なんだなーと、しみじみ考えさせられるこの時期です。
眼育と同じで、何事も家族一緒に!ですね。
眼育総研事務局