視力回復の真実!★知っておきたい近視のウソ・ホント
眼育総研事務局
早めに対策すれば、近視もこわくない!
遊びながら視力回復しよう!
ある日、
「お母さん、最近ぼく、黒板の字が見えづらいんだよね・・・」
えっ?
またある日、
「はいこれ、学校から」
「なになに、検眼結果のお知らせ・・・視力判定C、この用紙を持って眼科を受診して下さい・・・」
ええっ?!
そろそろ、メガネが必要??
でも、小学生からメガネなんて・・・早すぎじゃない???
うちの子は特別なの・・・??????
今日は、小学生の近視の実態についてお伝えしていきます。
1.「メガネが必要です!」の不安
毎年、学校検眼のシーズンになる4月以降は、たくさんのご相談・お問い合わせをいただきます。
去年もらった判定に比べ、今年は・・・?
どんな判定が出ていたとしても、それがいちばん気になるところですね。
去年A判定をもらっていたとしたら、「今年もA判定がもらえるかしら・・・?」
去年がB判定以下なら、「もっと悪くなっていませんように・・・」
そして、さらに気になるのが
「そろそろメガネが必要です」
なんて、言われるのではないか・・・
この時期、そんな心配をされているご両親は、決して少ない数ではありません。
2. 「小学生の近視」の実態は?
実際、近視が始まっている子供の人数を、学年別に見てみますと・・・
1年生 18%
2年生 20%
3年生 24%
4年生 29%
5年生 34%
6年生 38%
この数字は、文部科学省が毎年実施する「学校保健統計調査」のデータからとったものです。
全国5〜17歳までの児童・生徒の裸眼視力が 1.0未満0.7以上(B判定)
0.7未満0.3以上(C判定)
0.3未満 (D判定)
この人数の割合を合計して算出したものが、上記「全国学年別・近視者数」です。
これを、仮に1クラス30人学級として、あてはめてみます。 1年生 5人
2年生 6人
3年生 7人
4年生 9人
5年生 10人
6年生 11人
3. 昔はどうだった??
昭和39年度に、文部省(現在の文科省)が「教育白書」の中で発表している、『児童生徒の近視率の推移』。
近視の児童・生徒の人数比率を、昭和24年〜38年まで2年おきに調査したものです。
それと、最新年度(平成18年度)の「学校保健統計調査」データを比較してみましょう。
近視の児童・生徒比率の推移
【昭和24年】 【昭和38年】 【平成18年度】 【対昭和24年の増加率】 小学生 6% → 12% → 28% 4.7倍
中学生 9% → 21% → 50% 5.6倍
高校生 12% → 34% → 59% 4.9倍
しかし、昭和24年や38年に子ども時代を過ごされた方は、感覚的に、近視の割合はその程度だったと、納得される方も多いのではないでしょうか?
4. 近視は「すべて」遺伝のウソ!
とはいうものの、
もし近視のすべてが遺伝であるならば、近視の割合は、昔から同じでないとつじつまが合いません。
小学生において、60年間で約5倍にも近視が増加している事実をみると、「環境の変化から発生している近視がいかに多いか」を物語っているといえるでしょう。
この近視と遺伝の話は、また号を改めまして、詳しく取り上げたい思います。
5. 視力の「現実的な基準」とは ?
「裸眼視力1.0未満の者」の割合は中学生では約50%、高校生では約60%となります。
つまり、高校生においては、視力1.0以上は既に40%しかおらず、少数派です。
ここから言えることは・・・
◎昔と今とでは、「視力の基準は変えて考えなければいけない」
ということ。
たとえば、近視の高校生が12%しかいなかった昭和24年には当たり前だった、
【視力1.0以上】
という数値は、
現在では、「現実的な基準ではなくなってきている」と考えなければなりません。
6.まとめ
◎「近視の低年齢化」はとまらない!
◎「近視はすべて遺伝」なんてことはあり得ない!
◎「視力1.0以上が正常」という感覚は、既に昔のものとして捉えなければならない
次回は、「視力1.0が現実的なものでなくなった」現在、「視力はいくつあれば良いか?」という問いに対する、答えをご提示したいと思います。
次号は、
===【視力偏差値】===
という新しい概念が登場します!
お楽しみに!!
「既に学校検眼でC判定が・・・」
「メガネをすすめられてしまった・・・」
「うちの子の視力はどこまで向上するの?」
眼育(めいく)総研では、『視力向上可能性判定』を、電話やメールで無料で実施しております。
「最近、子どもがよく目を細めるように。まだ小学生で近視なんて、と思っていたけれど、
こんなに近視の子どもが増えているとは・・・」
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編集後記
大学生の間で○○○が大流行! この○○○に、まさか「はしか」が入ることになるとは。
正直、驚きでした。
「はしか」といったら小さい子どもがかかるもの、という認識が覆された今回の騒動。
もっとも、
はしか・おたふくかぜ・風疹を予防するMMR(新3種混合)ワクチンが導入された89〜93年、 副作用による死亡や重度障害を負うケースが続いたため、接種率が落ちた――そのことが原因になっているという見解があり、 因果関係がわかっているのなら、とりあえずは安心・・・
などと、幼児を持つ身としては、つい思ってしまいます。
実際、タイミングを見計らったかのように、40度の熱を出した我が家の2歳児。
はしかの感染が広がり、全国の大学や高校で次々に休講(校)というニュースが、ちょうどテレビや新聞を賑わし始めた時期でした。
結果的には風邪による扁桃腺炎で、ホッ。
考えてみれば、ほぼ1年前にはしかの予防接種は済ませていたのですが。
しかし、 体温計で熱を計ったときの、数字のすさまじい上がりっぷりといったら・・・
39度を越えてもまだ、39.3、39.4、39.5・・・と、どんどん上昇していくあのスリル。
そうやって、子どもは大きくなっていくのですね。
眼育総研事務局